基本情報技術者試験の過去問と解説
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平成24年 秋期 基本情報技術者 午前 問54
問54   データベースのバックアップに関する記述

 データの追加・変更・削除が,少ないながらも一定の頻度で行われるデータベースがある。 このデータベースのフルバックアップを磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にした。 このとき,データベースのバックアップ又は復旧に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア ジャーナル情報によって復旧するときの処理時間が平均して約2倍になる。

イ フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約2倍になる。

ウ フルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量が約半分になる。

エ フルバックアップ取得の平均実行時間が約2倍になる。


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解説

 問題のフルバックアップは、現在のデータベースの情報をすべて磁気テープに取得するものである。

 障害が起こった場合は、ジャーナル情報を使って回復する。 フルバックアップの時間間隔が2倍になると回復に必要なジャーナル情報も約2倍になるので、 ジャーナル情報によって復旧するときの処理時間が平均して約2倍になる。

 磁気テープに取得する時間間隔を今までの2倍にしてもフルバックアップ1回当たりの磁気テープ使用量は 変わらない。また、フルバックアップ取得の平均実行時間も変わらない。

【平成22年春 応用情報 問56】


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